レーザーマイクロダイセクション(LMD)を駆使したFFPE組織検体による臨床プロテオミクスのパイオニア

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技術情報

バイオシス社の技術情報についてご紹介します。

Nano-ESI-LC-MSシステム

プロテオーム解析に特化したトップクラス解析プラットフォームは半導体レベルのクリーンルーム実験室を装備し、蛋白質の前処理(S-Trap)から高感度、高分解能ナノESI LC-MSシステムにより、定性・定量(DIA、SRM/MRM)のプロテオーム解析を可能にしております。

臨床プロテオミクスでは長年、臨床医(外科、内科、病理)の先生方と研究デザインに関してデスカッションしながら進めてきた豊富な経験を有していますので、目的に沿った解析及びアウトプット(疾患メカニズム、バイオマーカー、創薬ターゲット)を提供できます。

ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織検体からのプロテオーム解析

LMD(レーザーマイクロダイセクション)により顕微鏡下において組織検体のターゲットとなる部位の切除回収を行います。回収した試料よりタンパク質を抽出し酵素分解する技術を独自開発し、プロテオーム解析に応用しています。LMDによる顕微鏡下における組織検体の精密回収を行い、プロテオーム解析に供する場合は研究者との密接な打合せを行い、状況によっては当社研究者がお客さまのラボを訪問し、密接な打合せを行います。切除箇所が決定しましたら、後は当社研究者にお任せください。

Discovery Bioinformatics解析

弊社では独自に開発したDiscovery Bio Informaticsを駆使して得られた蛋白質発現定量データからデータドリブンな解析でノンカノニカルなタンパク質ネットワークを同定し、因果推論エンジン、ナレッジデータを駆使し上流制御因子・因果関係ネットワーク予測を行い、疾患分子メカニズムのモデル形成を行います。そこから下記の標的候補を提示します。

Diagnostic 早期診断マーカー

Prognostic  予後予測バイオマーカー

患者層別バイオマーカー(薬効、薬剤選択、副作用)

治療標的候補